バックアップ・ブレード

画像_バックアップ・ブレード01

背板、当て板などと呼ばれているドクターブレードの補助部品です。必ず使用しなければならないものではありませんが、ドクターブレード自体が薄板なので、ドクターブレード単体ではグラビアロールに接触させた際、しなりが大きくなりすぎて、カキトリに支障が生じます。バックアップブレードを組み合わせることで、しなりをコントロールし、カキトリを安定させる役割を担います。消耗品ではありませんが、ドクターホルダーによる締め付け圧などによる経時変化(ひずみ)は発生しますので、定期的な交換をお勧めいたします。

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バックアップブレードはドクターブレードに対し、上1枚、あるいは上下各1枚が一般的です。上下で複数枚のバックアップブレードを組み合わせることもあります。チャンバードクターには一般的に使用しません。
このバックアップブレードですが、最近見直されはじめています。
単にドクターブレードと組み合わせる金属板から、機能性部品という位置づけに昇格しています。その理由は、ドクターブレードの刃先に一番近い部品であるために、バックアップブレードの品質が少なからずドクタリングに影響を及ぼすからです。従いましてバックアップブレードもドクターブレードと同等の精度であるべきというのが我々のご提案です。

幅寸法をスリット加工した状態のスリット仕上と、スリット面にさらに研磨加工を施した精級仕上の2種類をご用意しております。使い分けといたしましては、まずスリット仕上をご使用いただきまして、さらに精度アップをお求めの場合に精級仕上をご検討ください。素材はSUS301をお勧めいたします。半年から数年に渡りご使用されますので、腐食に強いSUS301は最適です。頻繁に交換が必要な場合や、剛性重視の場合はSKあるいはSUS420 をご使用ください。

材質 厚み(mm) 幅(mm) 長さ エッジ仕上
SUS301 0.15 0.2 0.25 0.3 0.35 0.4
0.45 0.5 0.6 0.7 0.8 1.0
10~60
ご指定寸法
(1mm刻み)
ご指定寸法
(1mm刻み)
スリット仕上
精級仕上
SUS420 0.15 0.2 0.25 0.3 0.5 1.0
SK 0.15 0.2 0.25 0.3 0.35 0.4
0.45 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0
画像_バックアップ・ドクターブレード03